2002年、Jason Padgettはアメリカのごく普通の家具セールスマンだった。パーティーに明け暮れ、女性を追いかけ、勉強にはまったく興味がなかった。だが、ある夜、カラオケバーの外で2人の男に激しく殴打され、意識を失ったことで、すべてが変わった。

目を覚ました後、彼は世界をまったく違う形で見るようになり、あらゆる物の中に幾何学図形や数学的パターンが見えるようになった。医師たちは彼を、脳の損傷によって引き起こされ、並外れた能力を呼び覚ますことがあるまれな症状である後天性サヴァン症候群と診断した。

Jasonは、数学で落第していた状態から、本を書き、TEDxで講演し、複雑な計算に着想を得たフラクタルアートを販売するまでになり、世界でも記録された症例が100件にも満たないうちの1人となった。

