このX線画像は、進行した結腸がんが腸の解剖学的構造を完全に変形させ、見分けがつかなくなるまでの様子を示している

Por Aracely Molina
8 June, 2026

この腹部X線画像に写っているのは、進行期の結腸がんが静かに進行した結果である。画像の左上象限に見える右結腸は、著しく拡張しているように見える。その結腸膨起—大腸の正常なひだ—は、便の通過を妨げる腫瘍塊によって膨張し、変形している。X線撮影のために投与されたバリウム造影剤は通過できなかった。蓄積したのである。左側では下行結腸がいくらか形を保っている一方、右側では腸は正常な構築をすべて失ってしまったかのように見える。直腸とS状結腸では、停滞した糞便の高濃度な集積が丸みを帯びた高吸収像を形成し、フィルム上ではほとんど白く見える。結腸は、明確な症状がないまま部分的な閉塞に何か月も耐えることがある。軽い腹部膨満、排便習慣の変化、徐々に進む体重減少などである。その相対的な沈黙こそが、病変が診断される前にこの段階にまで達することを可能にしてしまうのである。

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