ジョーイ・ロマーノはテキサス州でスケートボード事故により手首を骨折し、費用を抑えるため救急車ではなくUberを呼んだ。その乗車が人生を変えるとは、彼は想像もしていなかった。

運転手のベニ・ルクムは、彼が地面に横たわり、痛みにのたうち回っているのを見つけた。ためらうことなく座席を倒し、彼が乗り込むのを手伝い、無料でクリニックへ連れて行った。医師たちが緊急に病院へ行く必要があると言うと、ベニは彼を入口に置き去りにはしなかった。車を駐車し、受付を済ませ、6時間ぶっ通しで彼のベッドのそばに座っていた。

ジョーイは弟を亡くした悲しみに暮れ、心を閉ざしていた。25歳でコンゴから移住してきたベニは、つらい時期に孤独を感じることがどんなものかを理解しており、ジョーイの祖母が到着するまでその場を離れなかった。彼女が支払いをしようとすると、彼は1ドルたりとも受け取らず、家族との夕食への招待だけを受け入れた。7年後も2人は友人であり、互いの様子を尋ねるために電話をかけ合っている。

