ロベルト・カルロスはフォワードでプレーしたいと頼んだわけではなかった。インテルで彼に課された役割だったのだ。問題は、まるで何事もなかったかのようにゴールを決め始めたことだった。わずか7試合で7ゴール。

その時、クラブは彼を前線に永久に置くことを決めた。しかし、彼には別の考えがあった。コパ・アメリカが迫っており、ブラジル代表でプレーするには、本来のポジションである左サイドバックに戻る必要があったのだ。

彼は社長と話して事情を説明したが、あまりうまくいかなかった。その同じ日、ロレンソ・サンスが現れた。わずか10分足らずの会談で取引は成立した。インテルに別れを告げ、レアル・マドリードへようこそ。
あるサッカー上の判断が、世界最高のサイドバックの一人の歴史を書き換えることになった。
