ワールドカップでプレーすらしていないのに……チリの本当の情熱はワールドカップのシールに移ったのだろうか? 🤔 チリは2026年ワールドカップ出場を3大会連続で逃した。それでも5月31日、サンティアゴのラ・フロリダのビセンテナリオ・スタジアムには、まるで決勝戦が行われているかのように、8,000人を超える人々が詰めかけた。

そこにあったのはボールでも、選手がいるピッチでもなかった。あったのはテーブル、パック、そしてアルバムを完成させるために足りないあの1枚のシールを探す何千もの手だった。

ラ・フロリダ市は、音楽やフードトラックを用意し、元サッカー選手まで招いて「Cambiatón」を開催したが、本当の主役は紙だった。チリではワールドカップのアルバムに対する熱狂があまりに大きく、ブラジルの工場では生産が追いつかず、パックは国中で品薄になった。

来場者の大半は子どもたちだった。そして、そこにこそすべての鍵がある。自分たちの代表チームが出場権を獲得するのを見なくても、彼らにとってワールドカップは自分たちのものでもあると感じるのに十分だったのだ。

