ユン・スジンはワールドカップを体験するため、韓国からハリスコ州を訪れた。自国代表の勝利を祝う様子を撮影していたとき、ハリスコ州地形・地理情報技術者協会の会長であるウリセス・ベルナルが彼女の後ろでつり目のしぐさをし、笑い、何事もなかったかのように画面を見続けた。動画は拡散し、ベルナルはその職を解かれることになった。

ユンのフォロワーの中には、彼女に謝罪した人もいた。「メキシコ人がみんなああいうわけではない」。だが一方で、そのしぐさを擁護する人たちも現れた。「メキシコではああいうものだし、何でも笑い飛ばす」、あるいは「今の人たちは何でも人種差別だと決めつける」。
容認できない人種差別行為なのか、それとも誤解されている文化の違いなのか。線引きはどこにあるのか。
