一見すると、人工知能で作られた画像やPhotoshopで編集されたもののように見えるが、この写真は完全に本物だ。

アメリカ人写真家のZach Cooleyは、アメリカ・ユタ州のアーチーズ国立公園にある岩石層、North Windows Archと満月が完璧に一直線に並ぶ瞬間を捉えることに成功した。

その結果、驚くべき錯視が生まれた。月が岩の向こうからこちらを見つめる巨大な目のように見えるのだ。

最も印象的なのは、この画像がデジタル合成なしの1回の露出で撮影されたことだ。これを実現するため、Cooleyは月がどこに現れるか、そして完璧な位置合わせを達成するために自分がどの地点に立つ必要があるかを正確に計算できる天文アプリを使い、正確な瞬間を何か月もかけて計画した。

写真家は、ほんの数歩でも間違った方向に進めば視覚効果が完全に失われてしまうため、精度が不可欠だったと説明した。

この写真は、忍耐、計画、そして高い精度があれば、自然はいまなお不可能に思える光景を生み出せることを示しているため、世界中で話題となった。
