まったく不可解に見えたこの行為も、いまやその当事者が明らかになった。
当局と複数のメディアは今週水曜日、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルのアンテナを違法によじ登り、平和を訴えるメッセージ入りのバナーを広げ、さらに予想外のプロポーズを演出したカップルの身元を特定した。

2人はアンジェラ・ニコラウとイワン・ビアーカスで、安全装備なしで超高層ビルや極限的な構造物に登ることで世界的に知られる、ロシア出身の有名な「ルーフトッパー」だ。彼らの危険な偉業は、NetflixのドキュメンタリーSkywalkers: A Love Storyでも描かれている。

上昇の途中で、2人はこの象徴的な建物のまさに頂上、地上約443メートル(1,454フィート)に到達した。そこで彼らは、「When the power of love overcomes the love of power, the world knows peace」という言葉が書かれた看板を広げた。

より低い足場へ向かって下降を始めたとき、誰もが驚く瞬間が訪れた。イワンが片膝をついて、上空からその様子を追うテレビカメラやヘリコプターの前でアンジェラにプロポーズしたのだ。彼女はそれを受け入れ、2人はニューヨーク上空に宙づりのまま抱き合った。

この行動を終えて間もなく、2人は警察に逮捕され、当局がエンパイア・ステート・ビルの完全立入禁止区域にどうやって侵入できたのかを捜査する中、身柄を拘束された。
予想されたとおり、この映像はソーシャルメディア上で完全に意見を二分した。このプロポーズをこれまでで最も印象的なものの1つだと評する人がいる一方で、命を危険にさらし、コンテンツを作るためだけに緊急対応隊を出動させたとして彼らを批判する人もいた。
動画はこちら:
