地震で彼のパン屋は壊滅した それでも、最も必要としている人々にクッキーを配りに出かけた

Por Maried Díaz
13 August, 2026

8月10日、マグニチュード7.4の地震がコロンビア西部を揺らした。震源地はチョコ県サン・ホセ・デル・パルマルだったが、被害は広範囲に及んだ。カリ、ペレイラ、マニサレス、そしてバジェ・デル・カウカ県の町々では、通りががれきで埋め尽くされた。

バジェ・デル・カウカ県アンダルシアで、ロドルフォは自身のパン屋「ラ・セントラル・デ・サンタ・ルシア」が崩壊するのを見守った。長年の仕事が、ひび割れた壁と床に散乱した棚へと変わり果てた。

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ほかの誰もが店の扉を閉め、失ったものを前に泣いたかもしれない。ロドルフォは正反対のことをした。

がれきの中から、彼はオーブンに残っていたものをできる限り救い出した。そして、それを手元に置く代わりに、通りへ出ていった。

恐怖に駆られて家から出てきた近所の人々にクッキーを配った。家族を探しながら通りかかったバイク乗りにも。何も求めることなく、出会うすべての人に。

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コンテンツクリエイターのDurban Clavijoがその光景を撮影し、Instagramに投稿した。そこから、その映像はコロンビア国内外の何千もの画面へと届いた。

バジェ・デル・カウカ県のほかのパン屋にも地震の爪痕が残った。カリの歴史あるQuinipanと、ロルダニージョのKevin Bakeryも、その日に倒壊した。

ロドルフォは数秒で事業を失った。しかし、ほとんど何も与えられるものが残っていないときでさえパンを分かち合う習慣までは、失わなかった。

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