「地震のさなかの天使」:コロンビアの病院で、皆が避難する中、小児科医が新生児病棟から10人の赤ちゃんを避難させた

Por Rodrigo Martínez
12 August, 2026

床が揺れたが、Germán Andrés Somoyarはためらわなかった。

コロンビアを襲ったマグニチュード7.4の地震の力でClínica Panamericana de Apartadóが揺れる中、この小児科医は出口へ向かって走らなかった。彼は6階へ駆け上がった。そこでは、足元の世界が動いていることも知らずに10人の新生児が眠っていた。看護師やほかの医療従事者とともに、彼は余震の合間を縫って一歩一歩を見極めながら、赤ちゃんたちを一人ずつ外へ連れ出した。

その朝の写真が映し出しているのは、素朴でありながら壮大な光景だ。Somoyarは診療所の外で、2人の赤ちゃんを胸にしっかり抱き寄せ、まるで自分の子どもであるかのように世話をしている。カメラが準備されていたわけでも、SNS向けに演出された行動でもなかった。ただ、もし何かが起きるなら、まず彼らに起きてはならないと決めた一人の医師がいた。

今日、その姿はコロンビア全土に広がっている。そして、私たちが忘れがちなことを思い出させてくれる。混乱の中にも、走って逃げることのできない人々のために、そこにとどまることを選ぶ人が必ずいる。

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