娘の遺体と対面するため病院で待っていたとき、エリザベス・ヒメネスはハンドルを握っていた若者のことを思った。

2017年3月のことだった。ブライトン大学で言語学を学んでいたマリアは24歳で、交通事故で亡くなったばかりだった。同じく24歳のニコラス・テイは車を運転しており、彼女の交際相手だった。その夜、エリザベスは彼に会いたいと申し出た。2人は2日後、彼女の教会の指導者が主催した集まりで会った。

それ以来、彼女によると、警察や弁護士との面談、そしてすべての公判に彼と付き添ったという。裁判官が被害者による寛大な処分を求める嘆願を考慮できる条項を見つけるまで、法律を調べた。夫のフェルナンド、息子のホスエとともに、彼を赦すという自分の立場を公にした。

それだけでは十分ではなかった。2017年11月、裁判官はニックに刑務所行きを命じた。彼が収監されている間、手紙や本を送り、面会にも行った。約2年後の2019年末に彼は釈放され、エリザベスによると、今では毎日話をしているという。

あなたが彼女の立場だったら、赦すことができただろうか?
