コガの体重は約180キロで、ニューヨークのバッファロー動物園で最も力の強い動物の1頭だ。2年ごとに麻酔をかけられ、歯、筋肉、関節、そして何より心臓の検査を受ける。心臓病はゴリラの主な死因である。

写真家のクリスチャン・ドボシェヴィッチはこの処置を記録し、誰も予想していなかったことに気づいた。医療チームが心臓を検査している間、コガは巨大な手を伸ばし、近くにいた看護師の手を握った。診察の間ずっと、黙ったままそのように手を握っていた。

「これは大規模なチームを必要とする大がかりな作業です」とドボシェヴィッチは説明した。「最初は緊張することもありますが、彼の手を見た途端、すべてが変わりました。」 コガは2007年に動物園へやって来たが、写真家本人によると、いつも群れの守護者のように振る舞ってきた。ニシローランドゴリラは絶滅の危機に瀕しており、その個体数は25年で60%を超えて減少している。

