ルイス・フェリペ・ヤグエ・コタソは74歳で、フロレンシア(カケタ県)のあらゆる通りを知り尽くした手押し車を持っている。この2年間、かつて自分もそうだった農家から直接仕入れたパネラ、卵、蜂蜜、カードチーズ、ケシージョを売りながら、各地区を回っている。

大学教授のフランクリン・ガンボアは、次期大統領アベラルド・デ・ラ・エスプリエジャを支持していることを理由に、今後は彼から買わないと本人に告げる様子を撮影した。動画は拡散されたが、教授の期待した形ではなかった。多くの人が、誰もが自分自身の決断をする自由があると述べる一方で、高齢の男性にそのような言葉をかけながら撮影し、その後ソーシャルメディアに投稿することは、共感の完全な欠如だと考えた。


数時間のうちに、フロレンシアの地域社会は彼の在庫をすべて買い尽くした。政治には関わりたくないと考え、「信念を理由に誰かを差別する理由はない」と繰り返すだけのドン・ルイス・フェリペは、自分が感じたことをこう語った。「あの人は私に害を与えようとしたが、主の栄光により、私には扉が開かれた」。

