57歳の男性が、腹部右上部の痛みが次第に強くなり、吐き気と脱力感も伴う状態で2日間過ごした後、チリのビニャ・デル・マールにある救急外来を受診した。
しかし医師たちは、問題がもっと長い間進行していたことを突き止めた。
患者は少なくとも10年前から、胆嚢に巨大な胆石があることを知っていたが、その間の大半は症状がなかった。医師たちは手術を勧めていたものの、患者は冠動脈疾患もあったことなどから、手術を受けないことにしていた。

ようやく病院を訪れた際、超音波検査で急性胆嚢炎と、洋ナシ形の巨大な結石が見つかった。
摘出された結石の大きさは驚くべきものだった。長さ16,8センチメートル、最も幅の広い部分で7,8センチメートルあり、重さは278グラムだった。分析の結果、コレステロール、ビリルビン、カルシウム塩が混ざり合ってできていることが分かった。
医師たちは胆嚢を摘出する緊急手術を行った。手術は成功し、患者は5日後、良好な状態で退院することができた。
この結石はあまりにも並外れた大きさだったため、専門医たちは実際の大きさを示すため、男性の握りこぶしの横に置いて写真を撮った。
そして症例を発表した際、専門医たちは、英語またはスペイン語の医学文献で、体積と重量の両方がこの結石を上回る後天性胆石はほかに見つからなかったと述べた。
