Krystal Davisは7歳で、アメリカ合衆国大統領の前で本を音読していた。

2001年9月11日の朝、フロリダ州サラソータにあるEmma E. Booker Elementary Schoolでのことだった。George W. Bushは、教師Sandra Danielsの生徒たちの話を聞いていた。そのとき、彼の参謀長Andrew Cardが近づき、耳元でこうささやいた。米国は攻撃を受けている。部屋にいた誰も、ニューヨークで何が起きたばかりなのか知らなかったが、Krystalは国で最も権力のある人物の顔に何か違うものが表れていることに気づいた。「彼の顔にそれが表れているのがわかりました」、と25年後に彼女は振り返った。

子どもたちは、大統領がなぜそれほど深刻な表情になったのか理解しないまま、授業を続けた。今日、Krystalや、当時の学校の責任者の息子であるStevenson Tose’-Rigellといった元生徒たちは、7歳だった彼らの目の前で世界の歴史が変わった、あの正確な瞬間を再構成している。

