2020年6月、アブラハム・オラグベギは再生不良性貧血と診断された。13歳だった彼は、十分な血球を作れなくなる珍しい病気を患っていた。
11月、彼は手術を受けた。ミシシッピ州ジャクソンでの骨髄移植だった。手術は成功した。
回復の一環として、メイク・ア・ウィッシュは彼の願いをかなえると申し出た。どんな願いでも。旅行、ゲーム機、新しいスニーカー。

母親のミリアムは、何が欲しいのかと尋ねた。アブラハムの答えは決まっていた。自分の街のホームレスの人々に食事を提供したい、と。
それを考えたのは初めてではなかった。9歳の頃から、彼の家族は地域で食料を配っていたが、病気のためにやめざるを得なくなった。
ミリアムは本当にそれでいいのかと尋ねた。彼の決意はすでに固まっていた。

メイク・ア・ウィッシュ、地元企業、そしてボランティアの支援を受け、彼はジャクソンで初めての食料配布を企画した。最も良かったのは、ただお礼を言うために戻ってくる人々を見ることだったという。彼らに歌を歌ってくれる人もいた。
その願いはその日で終わらなかった。2021年9月から、毎月第3土曜日に、ポインデクスター・パークで食事の提供を続けている。

アブラハムは、これが願いに頼るものではなく習慣になるよう、「アブラハムズ・テーブル」を設立した。
ミリアムは、いつも子どもたちに他人のことを考えるよう教えてきたと話す。
アブラハムはただ、自分の宿題をしただけだった。

