ヴォジーニャは無職のまま2026年ワールドカップにやって来た。クラブもなく、契約もなく、セーフティネットもなかった。あったのは40歳という年齢と一組のグローブだけだった。
ポルトガルのGDシャヴェスとの契約は終了し、更新されなかった。彼はフリーエージェントとしてワールドカップに臨んだ。
そして、起こるべきことが起こった。

カーボベルデは世界を驚かせた。そしてヴォジーニャは決定的な存在だった。大会の2人のファイナリストであるスペインとアルゼンチンを、正規の試合時間で食い止めた。
世界は彼を見た。そして世界は彼を忘れなかった。
彼はワールドカップのベストイレブンに選出された。ほとんど何も持たない状態から、Instagramのフォロワーは約3000万人にまで増えた。
そしてチリのクラブ、コロコロが現れ、ヴォジーニャに賭けた。
彼は6か月契約を結び、2027年いっぱいまで契約を延長するオプション付きで、月給25.000ドルを受け取る。ポルトガルでは9.000ドルを稼いでいた。
時には、サッカーがあなたにふさわしい報酬を払うまで40年かかることもある。
