地元消防署の署長補佐を務めるDavid Sasserのペットをめぐり、皮肉な出来事が起きた。アメリカ合衆国ノースカロライナ州で、5歳の愛犬Coltonが自宅でひとりで留守番をしていたところ、火災が発生した。
飼い主が来る日も来る日も火災と闘っていた一方で、自宅の安全対策を怠っていたのだ。
「Coltonはお利口な子だが、飼い主たちが留守の間にカウンターの上へ登ってしまった」
Davidは、可燃性の高いリチウムイオンバッテリーを手の届く場所に置いていた。好奇心旺盛なColtónはそれを持ち上げ、おもちゃのように噛み始めた。歯で加えた圧力によってバッテリーの安全機構が損傷し、リビングルームのカーペットに向かって煙を出し始めた。
Davidは、自宅で、しかも自身の不注意が原因で炎が上がっているとは知らずに、消火活動をしていた。
防犯カメラには、炎がカーペットを包み込む直前にColtonが飛びのく、まさにその瞬間が捉えられていた。
警報システムはSasserの携帯電話に通知を送ったが、彼は帰宅するまで何が起きているのかまったく知らなかった。火はカーペットを越えて燃え広がることなく自然に消え、Coltonもけがをしなかった。消防署はこの動画を、「火災と闘う人であっても、自宅でリチウムバッテリーを適切に保管することを怠ってはならない」という注意喚起として共有した。
