ロサンゼルスで看護師兼コンテンツクリエイターとして活動するNini Bは、生え際を少しだけ下げたいと思っていただけだった。
2月、外科医のRobert Drummondは、彼女の頭の後ろから額へ2.500本のグラフトを移植した。回復3週目まではすべて順調に進んでいたが、その頃、新しく移植した髪と、手術部位の周囲にあった元の髪の一部が、完全に白髪になって生え始めた。彼女は生まれつきブルネットで、手術前には白髪がほとんどなかった。

Drummondも患者と同じくらい困惑した。何百件もの植毛を手がけてきたが、これほど似たケースを見たことは一度もなく、20年以上の経験と5.000件の施術実績を持つ主任技師も同様だった。医師は、頭皮にかかったストレスによって毛包での色素生成が変化した可能性があると考えているが、なぜ起こるのかについて明確な証拠はないと認めている。現在、彼は今後の研究のためにNiniのケースを記録する予定で、彼女は前髪もそのままに、元の色が戻るかどうかを待っている。

