トロント・スタジアムのスタンドにいた1人の男性が、ポケットから何かを取り出し、自分を撮影していたカメラのレンズに向かってまっすぐ投げつけた。白い粉がひらめいたのはほんの1秒にも満たなかったが、その映像は試合が終わる前にラテンアメリカ中に広まった。
ガーナは2026年ワールドカップのグループLで両チームにとっての初戦となった試合で、94分に決まったYirenkiのゴールによりパナマを1-0で破った。この一件は見過ごされなかった。粉がカメラに映ったのは試合唯一のゴールが生まれる数分前で、SNSでは人々がすぐにこの2つの出来事を結びつけた。ある者はその物質をベビーパウダーだとした。別の者たちはすぐに儀式や闇の力の話を始めた。議論は今も続いている。
パナマは、Russia 2018での歴史的な初出場から8年を経ての一戦に臨み、Concacaf予選を無敗で突破していた。一方のガーナは、主力スター2人であるMohamed KudusとThomas Parteyを欠いてこの試合に臨んだ。それでも、アディショナルタイム最後の1分でのゴールが、パナマの希望を打ち砕くには十分だった。ベビーパウダー、偶然、それともカメラが捉えるべきではなかった何かだったのか?
