わずか1年違いの写真が2枚ある。1枚目では、クリス・ジェンナーは68歳。2枚目では69歳だ。だが、その数字と並んで現れる顔は、別の年代、いや、まるで別の女性のもののように見える。

肌はクリームや良い照明だけではもはや説明できないほど、ぴんと引き上げられている。頬骨は高くなり、フェイスラインはよりはっきりし、二重あごは完全に消えている。ソーシャルメディア上のあるユーザーは、率直にこう要約した。あれほど引き上げるには、誰かが彼女の背中に足を置き、顔を後ろへ引っ張ったに違いない、と。その表現が拡散したのは、誇張に聞こえる一方で、写真が生み出す感覚を正確に言い表しているからだ。

この変化の裏にどのような施術があるのか、確かなことは誰にも分からない。明らかなのは、その結果の速さと規模に何千人もの人々が2枚目の写真を2回、3回、4回と見つめ、そこには存在しない仕掛けを探したということだ。
