リファット・アリフは13歳だった。パキスタンのグジュランワラにある学校で、キリスト教徒であることを理由に教師たちから差別を受け、最終的に退学処分となった。


彼女は恨みを抱き続けることもできた。だがその代わりに、裏庭で妹や近所の少女たちに無料で教え始めた。

日中は費用をまかなうため児童労働者として働きながら、家々を回ってチラシを配り、夜に教えた。
学校を卒業していなかったにもかかわらず、パンジャブ大学で修士号を2つ取得するまで独学で学んだ。

即席の教室として始まったものは、今では200人を超える子どもたちに無料教育を提供する学校となっている。


2023年11月8日、パリのユネスコ本部で、シスター・ゼフは130か国から集まった7,000人を超える教師の中から選ばれ、グローバル・ティーチャー賞を受賞した初のパキスタン人となった。賞金100万ドルは、かつての彼女のように頼れる人がいなかった少女たちのための教室をさらに増やすことに投資すると決めた。

