17世紀フランスの画家は、途切れることも自ら交差することもない一本の螺旋線でキリストの顔を描いた

Por Carlos Valencia
1 September, 2026

一本の線。それは途切れず、交差せず、支えとなる二本目の線もない。

17世紀フランスの版画家クロード・メランは、こうしてヨーロッパ美術史上最も驚くべき顔のひとつを生み出した。「聖ヴェロニカのスダリウム」で、彼は鼻の先端から彫り始め、ビュランを一度も持ち上げることなく、表面全体に連続した螺旋をほどいていった。秘密は筆圧にあった。影が必要なところでは強く押し、光を表現したいところでは線を軽くすることで、線だけで立体感、奥行き、表情を生み出したのだ。

メランは1598年から1688年まで生き、この作品は今日でも、手作業で再現するのがほとんど不可能な技術的偉業として研究されている。クロスハッチングも点描もない。ただ一本の果てしない曲線を、一方の手で完全に操るだけだ。

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