(写真) 1960年、ジョセフ・キッティンガーは地球上空31キロまで上昇し、虚空へ飛び込んだ

Por Ana Cid
20 August, 2026

1960年8月16日、アメリカ空軍の大尉ジョセフ・キッティンガーは、巨大なヘリウム気球の下に吊り下げられた状態でニューメキシコから上昇した。彼の目的地は海抜31.333メートル、大気が極めて薄く、空がほとんど黒く見え始める高度だった。

キッティンガーは、エクセルシオール計画の一環として小型の与圧ゴンドラの中を移動した。これは、高高度で航空機から脱出しなければならない可能性のあるパイロット向けのパラシュートシステムを研究するアメリカ空軍の計画だった。上昇中、彼は宇宙服の加圧システムに問題が生じて右手が腫れ上がったが、続行することを決めた。

計画された高度に達すると、彼はカプセルのハッチを開け、虚空へ身を投げ出した。降下の初期段階では、抵抗がほとんどないほど大気が薄い中を落下した。大気のより密度の高い層に入る前に、彼は音速に近い約988 km/hの速度に達した。

このジャンプには、落下中に制御を失うという非常に大きな危険も伴っていた。これを防ぐため、キッティンガーは小型の安定化パラシュートを携行していた。これは彼の姿勢を正しく保つはずだった。システムは機能し、降下を数分間続けた後、彼ははるかに低い高度でメインパラシュートを開いた。

キッティンガーは、成層圏の端から四分以上かけて降下した後、ニューメキシコの砂漠に着地した。そのジャンプは、高度、自由落下時間、速度という三つの記録を打ち立て、それらは数十年にわたって破られなかった。

地球上空に吊り下げられたキッティンガーの姿を写した写真は、高高度探査を捉えた最も印象的な写真の一つとなった。

彼の足元には飛行機も、山も、塔もなかった。あったのは、頭上のカプセル、背中のパラシュート、そして身体と地面の間にある31キロを超える空気だけだった。

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