Kaelynは、ハロウィーンに天使のプリンセスになることを夢見ていた。しかし、9歳の彼女には、身にしみてよく分かっている悩みがあった。車いすのことだ。

Kaelynはフロリダ州に住み、先天性筋無力症候群を患っている。これは神経と筋肉に影響を及ぼす、まれな遺伝性疾患だ。筋肉が疲れたとき、車いすは彼女の自立を支えてくれるが、今回は衣装の邪魔になるのではないかと心配していた。そこで、彼女の学校の第八学年の生徒25人が、STEMの授業のプロジェクトとしてこの課題に取り組んだ。彼らは今、「Kaelyn’s Angels」として知られている。

彼女が何を望んでいるかを勝手に推測することはなかった。彼女を教室に招き、話に耳を傾け、好きな色を尋ねた。Kaelynは一緒に座り、デザインを考えたり決定を下したりするために、自分の休み時間を返上した。うまくいかず、やり直さなければならないこともあった。また、針に糸を通す方法さえ知らなかった生徒が何人も、縫い方を学んだ。

10月10日、学校のTrunk-or-Treatイベントでは、車いすは翼の付いた天使の玉座に変身していた。「本物のお姫様になったような気分でした」とKaelynはPEOPLE誌に語った。両親はこう総括する。医療機器として見られがちなものを、美しいものに変えたのだ。
