アリファ・スルタナは、バングラデシュのクルナにある地方病院で初めて出産したとき、20歳だった。
その後何が起こるか、誰も想像していなかった。わずか26日後、腹痛に襲われた彼女は緊急搬送され、ジェソールのアドディン病院を受診した。そこで医師たちは、自分たちでさえほとんど信じられない事実を発見した。彼女はまだ妊娠しており、しかも1人ではなく双子を身ごもっていたのだ。

アリファには重複子宮があった。これは、女性が2つの別々の子宮を持って生まれ、それぞれで妊娠できるという、まれな状態だ。
彼女を治療したシーラ・ポッダー博士は、これを自身のキャリアで最も驚くべき症例だと語った。アリファは最初の出産前に超音波検査を受けたことが一度もなかったため、2度目の妊娠はアリファ本人でさえまったく気づかないままだった。


地区の主任医務官によると、このようなケースが起こる確率は約1 in 6 millionだという。最終的に、3人の赤ちゃんは全員健康に生まれ、アリファも合併症なく回復した。本人は知らぬ間に、医学の症例研究となったのだ。
