グラハム:高速の自動車事故を生き延びるように設計されていたら、人間の体はどのように見えるのか

Por Maried Díaz
23 June, 2026

胴体ほどの太さの首、膨らんだ頭蓋骨、余分な肋骨、そしてどんな人よりも短い手足。それがグラハムの姿だ。2016年にオーストラリアの研究者たちが彫刻家パトリシア・ピッチニーニとともに生み出した概念上の人物で、不都合な問いに答えるためのものだった。高速の自動車事故を生き延びるには、人間の体はどのようでなければならないのか?

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グラハムの特徴の一つひとつには、医学的な理由がある。太い首は、突然の衝撃から頸椎を守る。丸く盛り上がった頭蓋骨は、天然のヘルメットのように機能する。広がった胸郭と重要な臓器の周囲にある追加の組織は、通常の体では到底受け止められない運動エネルギーを吸収する。要するに、私たちが知る人間の解剖学は、時速100キロメートルでの衝突を生き延びるようには進化していない。

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このプロジェクトは道路安全に関する視覚的な警告として生まれたが、結果的には応用医学における最も不穏なコンセプトの一つとなった。グラハムの姿が自然界に存在しないのは、それが存在する必要がなかったからだ。人類が、進化の何百万年ものあいだ体が想定してこなかった速度で移動できる乗り物を発明するまでは。

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