ジョアン・パウロ・アラウジョ・ゴメス神父には、日曜ミサの準備に独特のやり方がある。
ブラジルのグラヴァターにあるサンタ・アナ教区では、信徒たちが到着する前に、彼はすでに路上から保護した犬たちの準備を整えている。犬たちを洗い、餌を与え、獣医に連れて行く。それからミサの間に犬たちを紹介し、参列者の誰かが新しい仲間とともに帰宅してくれることを願う。

すべては2019年ごろ、野良犬を助ける活動の資金を集めるためにクッキーを販売していたボランティアの一団が教会にやって来たことから始まった。神父はミサの間に活動を宣伝する時間を数分間与え、やがて自らも活動に加わった。現在では、週7日稼働する野良犬のための給餌所も運営している。彼の物語を追ってきたメディアによると、彼の取り組みのおかげで、すでに何十匹もの動物が家族を見つけたという。

誰にも選ばれない犬たちには、別の約束がある。たとえ家が見つからなくても、彼の教会にはいつでも居場所があると約束したと言われている。彼の物語について出回っている文章によれば、彼自身が、こうした犬の何匹かは今では自分の子どもで、ベッドで一緒に寝ていると語ったとされる。

