ミドリ・モネが歴史を刻む姿をトランスの世界が見届けたとき、彼女は27歳だった。

9月20日の夜、タイのパタヤのステージで、彼女はミス・インターナショナル・クイーン2025の栄冠に輝いた。ワシントン州タコマ生まれで、現在はシアトルに暮らす彼女は、2004年の創設以来、このコンテストで優勝した3人目の米国人となった。そして、自国出身者として初めて優勝した黒人トランス女性でもある。彼女は以前、ミス・インターナショナル・クイーンUSAとミス・キャピトルヒルUSAに選ばれていたが、今回の王冠は別格だった。それは、トランス女性にとって世界で最も重要なタイトルだからだ。

それを受け取った彼女は、先祖たちの夢を生きているように感じたと語った。彼女がそう語ったのは、故郷から何千マイルも離れた国で、地球上のあらゆる場所から集まった女性たちを前にしてのことだった。彼女たちは皆、「美しさを超えて可能性を切り開く」という同じモットーの下に集まっていた。その日、タコマでは彼女の名前が国際的なニュースの見出しを飾った。

